小児歯科
当院は、強制的な治療は行っておりません。号泣したり・暴れたりするお子様には対応できかねますので、ご了承下さい。
矯正歯科治療とは、ひと言で言うと歯の位置や顎の骨を長い時間をかけて少しずつ変化させて歯並びを改善し、良いかみ合わせを実現することです。
その結果、本来の正しい下顎運動や顎関節の動きになることで咬合機能を改善させ、虫歯や歯周病などを予防して口腔全体の健康を保つことが治療のゴールです。
その上で、キレイな歯並びになって患者さまにお喜びいただけることが私たち歯科医師にとって何よりもの喜びです。
小児歯科
乳歯が生えてきたら、まずは歯医者さんに行かれることをお勧めします。小児歯科は、お子様の歯の健康維持には欠かすことができません。 子どもの歯は虫歯になりやすく、お口の中の環境も大人に比べると虫歯に侵されやすい条件を備えています。 乳歯は発育期の成長にかかわるだけでなく、永久歯に影響し生涯の健康を左右します。
乳歯の役割
❶乳歯には永久歯を正しい位置に導く役割があります
❷食べ物を噛み切ったり、かみ砕いたり、引き裂いたりします。
❸顔や顎の発育を助けたり、顔の形を整える働きをします
❹乳歯が健康であることによって発音は正しくキレイになります
フッ素を使った虫歯予防
フッ素とは
フッ素は自然界に広く分布している自然元素の1つで、海・山・川、そしてすべての動植物などに存在しています。 私たちが食べる身近な食品では、さかな・じゃがいも・にんじん・海草・牛乳などにも含まれています。 歯質を強化する効力が高いことから、各国で虫歯予防に利用されています。
なぜフッ素は歯にいいの?
フッ素は、歯を強化したり、虫歯に負けない歯をつくる働きがあります。
(1)虫歯の抑制
フッ素の抗菌作用によって虫歯菌の働きを抑え、酸の産生を抑制させます。
(2)歯質を強化する
フッ素が歯に取り込まれるとエナメル質が強化され酸に溶けにくい歯になります。
(3)初期虫歯を修復
フッ素は、虫歯になりかかった歯から溶け出したカルシウムなどが、
再び歯の表面に戻ろうとする再石灰化を助け歯の修復を促進します。
なぜフッ素は歯にいいの?
フッ素がより働きを発揮するのは永久歯が生えてきた時期の歯です。
生えたての歯にフッ素によるケアを行うことで、より効率的なむし歯予防につながります。
3~6ヶ月間隔でフッ素塗布をすることにより、より歯を強くすることができます。
フッ素入り歯磨き
歯の表面のエナメル質が溶け始め、歯の表面が黒くなります痛みはほとんど感じませんが
放っておくと虫歯が進行する状態です。
毎日の歯磨きでフッ素入りの歯磨き粉を使用して歯そのものを丈夫にし、虫歯を防ぎます。
フッ素を使った虫歯予防
シーラント
シーラントは、虫歯になりやすい奥歯の溝にシーラント材を流し光を当てて固め、
溝をふさいでしまう方法です。歯を削る必要がありませんので、
小さいお子様にも気兼ねなく使用できます。
シーラントは生えたての奥歯にもっとも有効ですのでだいたい6歳~7歳、
11歳~13歳ごろが適した時期と言えます。